乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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私としてはかなり珍しく、芥川賞受賞作です。どっちかって言うと、直木賞のほうが肌にあってる自覚あり。

ひとり日和ひとり日和
(2007/02/16)
青山 七恵

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母親が中国に転勤することが決まったため、一人日本に残されることになった知寿は、遠縁で一人暮らしの老婆の家に下宿することになる。知寿はアルバイトを探し、なんとなく日常を送るが・・・。


世代を超えた交流を通して、ひとりの女性が自立する話。

大まかにまとめて、これで間違いないと思う。
この作品の優れてるところはなんといってもこの主人公の無気力さ。
目標・なし、執着・なし。
なんとなく「東京に住みたい」って気分はあるけれど、じゃあ地元で頑張って働いて貯金して部屋を借りる、なんて努力とは無縁。恋愛でも、相手の気持ちが自分から離れかけたな、と思ったらあっさり別れてしまう。だだこねて泣いてすがるなんてことはしない。
これが実に、リアル。
毎日が淡々とすぎていけばいい、未来に向けての展望なんて無くていい・・・。そんな感じ。積極的に引きこもる(変な日本語だ)わけではないし、アルバイトを探して仕事に行く能力はあるけれど、印象としてはえらくぼんやりしている感じ。

陳腐な言い方になるけど、「時代の空気」ってこんな感じなんだろうなーって思いました。

けっこう楽しく読めました。この話、角田光代さんなんかが書いても納得しそう、かな。

(75点)



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テーマ:今日の一冊 - ジャンル:本・雑誌

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単行本ではなく、『文藝春秋』2007年4月号に掲載されたものを読んだ。芥川賞受賞作。 ……うーんそうか。そういうことか。 タイトルから...
2008/02/04(月) 13:59:33 | ぱんどらの本箱
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