乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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ミステリーズで連載されてました。通して読み返してみると・・・意外に忘れてるところがあるもんですね。

朝顔はまだ咲かない―小夏と秋の絵日記朝顔はまだ咲かない―小夏と秋の絵日記
(2007/08)
柴田 よしき

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高校中退後、ひきこもりとなった19歳の小夏。バーを経営している母に代わって、家事を引き受けている。時々訪れる元同級生の秋が持ち込むあれこれが、小夏と現実世界との接点の一つ。日常の謎系の短編集。


この、現実世界にいなさそうな奥手で古風な20歳くらいの女の子、っていうのは東京創元社のお家芸なんだろうか・・・。

引きこもり探偵といったら、坂木司氏のものを思い出すのだけど、これは語り手が引きこもり本人だからか、ちょっと色合いが違う感じ。小夏は、いじめをきっかけに引きこもりになってしまったのだけど、外の世界も人間も嫌いなわけじゃないし、できれば社会復帰しようと思っている。色々な事件を通して、小夏が一歩ずつ外の世界へ踏み出していくのも、この本の読みどころの一つ。

肝心の謎の部分については、まさに「鮮やか」。謎の解き方が、ではなく、謎の提示の仕方が。日常であり、ちょっと不思議な、映像として思い浮かぶものばかり。
たとえば、路上にポツリと落ちているひまわり、それを踏みにじるTシャツにジーンズの若い男。
たとえば、窓の下の公園を横切る、黒い傘。
たとえば、桜の木の下でなにやらひそひそと話をしている目つきの悪い男2人。
解決も、驚かされるというほどではないけれど、きれいに収まってる。好印象。


(80点。日常の謎はやっぱり映像的なほうがいい)

ここから追記。

ところで、これは「ミステリフロンティア」として出た本じゃないんですね。
・・・柴田よしきがもうすでに「新人」ではないから?
装丁は割と近いイメージだっただけに、手に取ってみてびっくりした。



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テーマ:今日の一冊 - ジャンル:本・雑誌

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