乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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しずかな日々」が、もう大好きで、それ以来探し続けている椰月さんの本、3冊目。今回は趣を変えて「一般向け」の本。

未来の息子 (双葉文庫 や 22-1) 未来の息子 (双葉文庫 や 22-1)
(2008/02/14)
椰月 美智子

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教室で「コックリさん」をして以来、肩が重く感じられる理子。そこから、「未来からきた息子」だと名乗る、親指大の小さなおっさんが現れて・・・。(表題作)

表題作「未来の息子」は、今までのイメージからそれほどずれない、少女の鬱屈と、それを乗り越えるきっかけを丁寧に書いた作品。未来の息子が理子の父親に逢って、「初めてじいちゃんをみた」とぐっとくる場面なんかは、「出来すぎー」と思いながらも、やっぱりぐっとくる。ラストの理子の視線も好き。
「月島さんちのフミちゃん」も、ちょっと変則的な家族ながらいたわりあい思いやって生きてゆく感じがよく出た良品。

その他に3編収録されているのだけど、そっちは味わいがばらばら。
特に「こんなのも書けるんだ!」と(失礼ながら)感じたのが「女」。
夫に不満はないけれど、満足はしてない。1人での愉しみも存分に味わいたい。夫を見下して、男を軽蔑している、主人公の中の歪みが・・・理解できないといえないだけに、落ち着かない感じにさせる。お勧めはしにくいが、面白かった。

トータルしてみると、なんとも評価のつけにくい短編集。もう少し統一感のある作品集のほうが好きかも。
(75点。「未来の息子」だけなら80点)



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目の前に突然現れた親指大のオヤジに、なぜか親近感を覚える中学生の理子。それもそのはず、彼は未来からやってきた理子の息子だというのだ...
2010/09/11(土) 13:08:48 | 粋な提案
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