乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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「関西人がみんなおもろいと思われても困るわぁ」という関西の方、この本、面白いですよ。

戸村飯店青春100連発戸村飯店青春100連発
(2008/03/20)
瀬尾 まいこ

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戸村飯店は、大阪の下町にある小さな中華料理屋。長男・ヘイスケは傍から見ると器用に何でもこなす優等生。次男・コウスケはお調子者で明るい、愛される次男坊。街に馴染めない思いを抱えていたヘイスケは、高校卒業を期に東京で一人暮らしを始めることにしたが・・・。

テーマは家族、かな。
長男目線と次男目線の章が交互にやってくる構成。

一見そつなくなんでもこなし、周囲からの受けもいい、長男。でも内面は、上手く空気を読めない、馴染めない、弟みたいに無条件でかわいがってもらえない、そういうコンプレックスがいっぱい。
一方、とりえらしいとりえがなく、好きな女の子は兄貴に片思い中、「多分この家は俺が継ぐことになるんだろうな」とぼんやり考えている次男。

最初は次男が可哀想で、いけ好かない兄ちゃんだなーと思ったけど、読み進むに連れて兄ちゃんの悩みが身に染みる。頑張れ! って言いたくなってくる。特に、「色々練習して吉本新喜劇の真似をしてみたけれど、すべりまくりでしらけられる」場面がいい。可哀想で応援したくなる。でも、関西のお笑いって、頭で練習して上手くいくものでもない気もして、その空回りも哀しい。

過去の回想場面がいくつか出てくるんだけど、これが見事に「どうして同じ場面なのに見る人が違うとこんなに違っちゃうんだろう」ってくらい違って、兄弟の確執って言うのはこういうところからはじまるんだなあ、と納得。なんかね、本当に身近にありそうな場面ばかりで、共感しました。
性格も外見も真逆な、仲の良くない兄弟。それでも「なんだかんだいったって結局ちょっといい感じ」なのです。家族っていいよね、とストレートに感じさせる作品。

(90点! こういう話、好きです)
 
 
 
ここから追記。

後半に入ってからの「父ちゃん」の行動が、また素敵なのです。
みてないようでちゃんと子供の性格見抜いてるっていうか。
ああ、親っていいなーと思わせられました。



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