2008-06-30 (Mon)
恩田陸の長編が読みたい。ワンアイディアで書いてしまう短編より、断然長編の方が好き。
残念ながらこれは短編集。
ああ、恩田陸って人はSFの人なんだなあ、と実感させられる作品でした。
こぎれいな、細かいつじつまあわせより、読者の想像の枠を飛び越えてしまう、イメージの連なり。どこかで曲がり角を間違えて、しらない道に迷い込んでしまった時のような、不安定な感じ。
これが実に鮮やか。
読後感がすっきりしないのも、味。
一番好きなのは「隙間」。
ホラーと見せかけて、ミステリ的に落ちるのか? と思ったらやっぱりホラーだった。この一ひねり余分な感じが、実に恩田陸らしくて、好き。
(75点)
![]() | いのちのパレード (2007/12/14) 恩田 陸 商品詳細を見る |
恩田ワールドの原点<異色作家短編集>への熱きオマージュ。ホラー、SF、ミステリ、ファンタジー……クレイジーで壮大なイマジネーションが跋扈する、幻惑的で摩訶不思議な作品集。 (帯より抜粋)
残念ながらこれは短編集。
ああ、恩田陸って人はSFの人なんだなあ、と実感させられる作品でした。
こぎれいな、細かいつじつまあわせより、読者の想像の枠を飛び越えてしまう、イメージの連なり。どこかで曲がり角を間違えて、しらない道に迷い込んでしまった時のような、不安定な感じ。
これが実に鮮やか。
読後感がすっきりしないのも、味。
一番好きなのは「隙間」。
ホラーと見せかけて、ミステリ的に落ちるのか? と思ったらやっぱりホラーだった。この一ひねり余分な感じが、実に恩田陸らしくて、好き。
(75点)
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