![]() | 庭の桜、隣の犬 (講談社文庫) (2007/09/14) 角田 光代 商品詳細を見る |
ある日、宗二が会社の近くに小さなアパートを借りたいと言い出した。タクシーで帰宅するより安く済むから、と。妻の房子はそれを聞いて「いいなあ」と思う。半別居状態の夫婦生活が始まるが・・・。
いや、やっぱ角田さん上手いですよ。他になんと言っていいのか解らないけど。
家は、ある。35年ローンで買ったマンション。
収入も、ある。生活に困らないだけ、ある。
お互いの実家ともそこそこ上手くいってるし、浮気願望もない。
どうみてもそこそこ平穏で、安定した家庭なのだけど、なんとなく寄る辺ない感じ、淋しい切ない感じ、家がしっくりこない感じがよくでてる。
こういう感じの人が、「自分探し」とかに目覚めちゃうのかもしれないな、と思った。
取り立てて共感すべき部分はないはずなのに、「なんか、解るわー」と思う。
いい作品です。
(80点)
TBさせていただきました。
私にとって、これ、角田さんの中でもベスト3に入る傑作なんです。
男の角田さんファンって、あまりいないみたいですが、
がんばって応援し続けています。
なんかわかります、よね。
TB,コメント、ありがとうございます。
そう、取り立ててここが抜群、じゃなくて、
「なんか解るわー」な感じの本でした。
角田光代さんは私も去年あたりから本腰いれて読んでる作家さんです。
今後もよろしくお願いします。
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