![]() | かなしみの場所 (2004/06) 大島 真寿美 商品詳細を見る |
誰かが、誰かに会いに来る。誰かが、誰かに会いたいと思う。それってなんなんでしょうね―。離婚して実家にもどり、雑貨をつくりながら静かな生活をおくる果那。夫と別れるきっかけとなったある出来事のせいで、自分の家では眠れないのに、なぜか雑貨の卸し先「梅屋」の奥の小部屋では熟睡することができる。梅屋で働くみなみちゃん、どこか浮世離れした両親、賑やかな親戚、そしてずっと昔、私を誘拐したらしい「天使のおじさん」―。(「BOOK」データベースより)
冒頭で「大人の話」と書いたけど、「子供が大人になっちゃった話」かもしれない。
子供のときに起きたある事件のせいで、内面に抱えていた小さなしこり。それがだんだんとほどけていく話。
結婚したけど上手く夫婦関係が築けなかった女性の、ぼんやりとした悲しみが、非常にいい味出している。
大島さんの話は、激しくないんだけど、人をひきつける力がある。
この傾向のをもうひとつ読みたいんだけど、書いてるのかな? もう少し若い人が対象の話ばかりかな?
(79点)
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