乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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大体、脚本家の書いた小説と言うのは面白くない。地の文がト書きみたいで、描写力に欠けるから、だと思っている。

ツクツク図書館 (ダ・ヴィンチブックス)ツクツク図書館 (ダ・ヴィンチブックス)
(2008/02)
紺野 キリフキ

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「つまらない」本しか置いてない「ツクツク図書館」。そこで、「本を読む」仕事をすることになった着膨れた女。女は仕事もしないで我が儘三昧だが、この図書館の職員はみんなみょうちきりんな人たちで・・・。

ところが、脚本にも色々あって、TVドラマと舞台とではちょっと話が違う。
TVドラマだと、背景がない芝居と言うのは考えられないが、舞台だとありうる。背景はホリゾントに一色、舞台装置は中央に平台一枚のみ。これで「狭いワンルームマンション」・「一面の田んぼ」「バスの中」「夜の墓地」なんかを演じ分ける演出、というのはしばしば見かける。それを可能にするのは訳者の演技力と、脚本家のイメージ喚起力にとんだセリフ、ではないかと思う。

そういう意味で、この小説は成功している。
詳しい描写には欠けるのだけど、それによってイメージが膨らむ感じ、というか。ちょっとシュールな世界観ともよくあっている。
セリフの羅列でも、登場人物を見分けられると言うのは、やはり「演劇的な」手法のような気もする。

そして、膨らんだイメージがまた魅力的。
本の種類別に分けられたいくつあるかわからない部屋、そこで働く謎の職員たち。もう、断然、「こんなのかなー」と妄想を膨らませながら読むのが正しい本です。

(80点)

と、えらそうに書いたけど、
最近ぱったり舞台を見ていなくて淋しい私。



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