乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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なんか、難しい本、というイメージがあったんですが・・・。

神様のパズル神様のパズル
(2002/11)
機本 伸司

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「宇宙は作ることができるのか?」 究極の問題に、天才女子学生&落ちこぼれ学生のコンビが出す答えとは?
存在感ある人物像、壮大なテーマに真っ向から挑み、見事に寄り切った作品。第3回小松左京賞受賞作。 (「MARC」データベースより)

正直、物理的な理論の記述のところは理解できてません。何回読んでもわからないと思います。
しかし、語り手の落ちこぼれ大学生も、さっぱり理解してないのです。その彼が説明するので、問題なく話に入っていけます。理論的に正しいのかどうか・・・ではなく、「この理論を証明しようとしている人は何を考えているのか」が主眼になってるSF。

天才なんだけど伸び悩みを自覚している、人付き合いの下手な少女と、落ちこぼれ大学生。聴講生の老人。お調子者の同級生。・・・取り立てて奇抜なキャラクター造形ではないけれど、存在感のあるしっかりした文章がいい。

そして、対照的に描かれる、田んぼを守って生きてきた老女の人生。詳しく語られているわけではないけれど、これが後半に大きい存在感を残す。
実にバランスのいい、地に足の着いた小説だなあ、と感じました。

文系だから物理の理屈なんてわからないわ! って人にこそ読んでほしい、良質な作品です。

(75点)



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