2008-08-15 (Fri)
表紙には「青春スポーツ小説アンソロジー」と書いてあるけど、ちょっとイメージがずれてるような気も。
この、川西蘭氏の短編小説がツボだった! 天才ではないと自覚している少年が、天才と同じチームでどう競技するか、というのがテーマ。久しぶりに再会した従姉妹とのやり取りを横軸に、少年の成長を描いた良品。過不足なく、しっかり書ききってる。
(川西氏、この競技を書いた文庫も出しているらしい。探しに行かなくちゃ)
個人的に思い入れがあって面白く読めたのが「氷傑」。アイスホッケーの実業団チーム、ちょっとした怪我がきっかけでレギュラーを下ろされた主人公が、引退するのか、競技を続けるのか、決断を迫られる話。これも、ちょっとほろっとくるいい話。
あさのあつこ氏の話はちょっと反則ぎりぎり。昔陸上部で出会った夫婦の話。この話は確かにこれでいいんだけど、もうちょっとたっぷり読みたかったかな。
全体に粒ぞろいのアンソロジーです。読んで損したと感じた話はなし。
(78点)
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陸は強豪自転車部の部員。アマチュアレーサーとしてはトップクラスだという自負はあるが、足に翼がついているようなチームメイトを見るにつけ、自分の才能の限界を思い知る日々。そんな中、時期キャプテンへの打診を受けるが・・・(「風を運ぶ人」 川西蘭あらすじ)
陸上、サッカー、ホッケーなど、スポーツにかける思いのこもった短編集。
この、川西蘭氏の短編小説がツボだった! 天才ではないと自覚している少年が、天才と同じチームでどう競技するか、というのがテーマ。久しぶりに再会した従姉妹とのやり取りを横軸に、少年の成長を描いた良品。過不足なく、しっかり書ききってる。
(川西氏、この競技を書いた文庫も出しているらしい。探しに行かなくちゃ)
個人的に思い入れがあって面白く読めたのが「氷傑」。アイスホッケーの実業団チーム、ちょっとした怪我がきっかけでレギュラーを下ろされた主人公が、引退するのか、競技を続けるのか、決断を迫られる話。これも、ちょっとほろっとくるいい話。
あさのあつこ氏の話はちょっと反則ぎりぎり。昔陸上部で出会った夫婦の話。この話は確かにこれでいいんだけど、もうちょっとたっぷり読みたかったかな。
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Field,Wind―青春スポーツ小説アンソロジー(2008/04)あさの あつこ五十嵐 貴久商品詳細を見る装幀は片岡忠彦。装画はミヤタジロウ。すべて書き下ろ... …
2008/09/13 17:44 粋な提案