乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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なんか柴田氏の作品の中では異色作らしいといううわさを聞いて、読もう読もうと思いながら二段組の厚さに気後れして読まずにいた本。しかし、やっぱり実力のある作家さんの本は長くても読ませるもんだねえ。

聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫)聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫)
(2006/10)
柴田 よしき

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東日本連合会春日組大幹部の韮崎誠一が殺された。容疑をかけられたのは美しい男妾あがりの企業舎弟…それが十年ぶりに警視庁捜査一課・麻生龍太郎の前に現れた山内練の姿だった。あの気弱なインテリ青年はどこに消えたのか・・・。(「BOOK」データベースより)

「フォー・ディア・ライフ」シリーズ、「所轄刑事麻生龍太郎」、これ、「聖母の深き淵」というほぼ逆行する向きで読み進めていた自分に気付きました。(聖母の感想は後日)
そして、このもろもろの流れの中でも、やっぱりこれが異色作だというのは、納得。

ハードボイルド小説であり、やくざの世界を描き、そして人と人との結びつきや魂を書いた話。慟哭、という言葉が似合う、苦しい苦しい切ない話です。
キャラクターもしっかりしてるし、書き込み方も申し分ない。真犯人の心情も女性作家ならではの描き方。
ちょっと枠からはみ出た恋愛小説として読んでもいいかもしれない。(同性愛ものが駄目な人は読まないほうがいいかも)

山内錬という、他の作品では冷血で冷淡な男、として書かれていた人物が、この話では弱いところも書かれ過去の因縁も明らかになり、人物としてぐっと深みが増したのは確か。この人物に魅力を感じられるかどうかで作品の評価も変わるかな?

全体にちょっと暗いんで、人によっては駄目かもしれません。

(82点)



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テーマ:感想 - ジャンル:本・雑誌

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