乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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戦後ミステリの奇才、と聞いて読んでみたのですが、むしろ純文学よりの作品でした。

終着駅 (講談社文芸文庫)終着駅 (講談社文芸文庫)
(2005/09)
結城 昌治

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敗戦直後の焼け跡・東京で、ウニ三という正体不明の男がどぶにはまって変死。その位牌はまるで死のバトンの如く引き受けた男達につぎつぎと無造作な死を招き寄せる。絶対的価値が崩壊した後、庶民はいかに生き、いかに死んでいったか? (「BOOK」データベースより)

これはもう、私の帯の読み方が間違っていたというか、↑この説明を読んでとっさに連想した連続殺人?みたいなものとは全然違うもの、でした。
大きな軸として「ウニ三」とは何者か、という謎はあるものの、終戦を迎え、それまでの価値が崩壊し、国家は庇護してくれず、そんな中懸命に生きている普通の人たちの話。
雨風をしのぐ屋根も、清潔な衣類も、十分な栄養を満たすための食料を得ることも出来ない社会。そんな中で、誰かが仕組まなくても、簡単に人は死ぬのです。戦後というのはそういう世界だったのだ、と、静かに語りかけてくる本。
ミステリ漬けで、「殺人事件の話」なんて簡単に考えた自分が恥ずかしくなるような、そんな本でした。

(72点。ちょっと読みにくいかも)



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