乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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音道貴子シリーズを一回休んで、先にこっちの感想を。

前作「観覧車」から続いてる話らしいのですが、どう探しても入手できませんでした。残念ながら、こちらを先に。
回転木馬回転木馬
(2007/03/13)
柴田 よしき

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夫の貴之が失踪して10年以上、留守を守って私立探偵を続けてきた唯。新潟で手がかりを掴んで、佐渡へと調査に向かう。ようやく掴んだ細い絆は、まだつながっているのだろうか・・・。

あとがきでも著者が書いているのだけど、この話の肝は「なぜ貴之が失踪したか」ではない。どうやって唯が貴之を探すのか、でもない。
貴之を探す過程で知り合った、幾人もの女性たちの心のゆれ。
もともと柴田氏は女性の気持ちを表現するのがうまい作家さんだけど、今作はなおさら。

愛人生活を経て、バーのママになった笙子。唯に共感して手を貸しつつ、最悪の事態を見たくないと祈る多美子。何もかも忘れて眠りたいと切望する言美。私はしみじみ共感しながら読みました。

そして、文章に透明感があるのも特徴。どれだけでもえげつなく書くことが出来る題材が混じっているというのに、下品な感じがしない。待ち続ける妻、という最大のモチーフが「美しく」書かれている。

わが身を振り返って、「15年待てるか」と考えました。多分私は待てないだろうなあ。子供の成長に気を取られている間に、気が付いたら15年、というのが一番近いんじゃないかしら。

(74点)



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