乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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なんだかんだ言いつつ、普通なら手に取らなかったであろうジャンルの本を読ませてしまう力がある、「賞」ってのはやっぱり侮れない。

夜を着る夜を着る
(2008/02)
井上 荒野

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東北のT温泉に「仕事に行く」と言い残してでかけていった夫。可能性は三つ。T温泉に旦那がいない。T温泉に旦那がいる。T温泉に旦那が女といる。夫を信じきれない妻は、隣家の男とT温泉に旅立つが・・・。(表題作より)

一言で表すなら、「寄る辺ない」。はっきりと大事件がおきたわけではなく、頼りない、淋しい、泣きたいような気分の、そんな短編8編収録。
それでいてウエットな感じはしない。泣かせよう、と狙ってる感じはない。「旅」をテーマにした話、と作者があとがきで書いているので、そのせいで余計に心もとない感じがするのかもしれない。「ここは私のいるところではないのかも」、的な。

細かいところまで描ききらない、ぼんやりとした不安感。
これは多分、この作者の持ち味だと思います。

(78点)



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コメント
この記事へのコメント
私は受賞作しか読んでないのですが
「ぼんやりとした不安感」が彼女の持ち味
なるほどまったく同感です
2008/11/06(木) 14:36:49 | URL | RUTY [ 編集]
そうでしょ?
「ぼんやりとした」がポイントだと思います。
2008/11/07(金) 08:13:15 | URL | 千砂 [ 編集]
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