乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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外国人作家の本はほとんど読まないのに、機会があれば手にとってしまう数少ない作家さんの一人。

わたしが幽霊だった時  Sogen booklandわたしが幽霊だった時 Sogen bookland
(2004/11/06)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

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大変だ! 何か事故があってわたし幽霊になっちゃった! でも姉妹は相変わらずけんかしてるし、親はわたしの不在に気付く気配もないし、それどころかどうやら「私」は存在するみたいで・・・? いったいどんな事故があって、私は幽霊になっちゃったの?

まず、この私(幽霊)が私はこの姉妹の一員だ、と思う4姉妹の性格が、実にいい味出してるのです。
ヒステリックだったり、自信家だったり、嘆き屋だったり、どれもこれも一癖あって、「普通」の子供がいない。それどころか、親たちもどこかぶっ飛んでる。

と、書いて、気付いた。
ジョーンズ女史の書く話は、「おとぎ話」のようだ。

日本の昔話でも、時々、「なんでそんなことするの!」っていう場面があるでしょう?
ようやく授かった大事な大事な一人息子を鬼退治に行かせちゃったり。亀が乗れって言うからって背中に乗って海に行ってみたり。どこの誰がおいたかわからない玄関前にあったご馳走を喜んで食べちゃったり。
でも、「昔話ってそんなもんよね」って思っちゃう。私なら絶対やらないけど、でもこの世界では当たり前のことなんだろうな、って。

ジョーンズ女史の世界もそんな感じで、「何でそうなるの?」と「でもこの人やりそうだわ」が両立してる。ぶっ飛んでるキャラクターばかりだけど、リアリティに欠けるわけじゃない。

この話は幽霊になった私と、土地の精霊(悪い方)の駆け引きがメインになった話。姉妹が力をあわせて立ち向かう話・・・ではあるんだけど、一致団結はしてないのがまた面白い。

いろんな伝承を下敷きにしていることが多い作家さんなんで、とっつきにくい話もあるんだけど、この話はスムーズに読めました。

(76点)



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別の世界から事業家チェズニー氏がやってきて四十年、魔法世界は今や観光地。だが諸国の財政は危機に瀕し、町も畑も荒れ放題。この世界を救うのは誰か? 神殿のお告げで選ばれたのは魔術師ダーク。彼と妻、一男一女五グリフィンの子供たちまで巻き込まれて……辛口のユー...
2009/03/13(金) 14:52:15 | Anonymous-source
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