乱読にもほどがあるッ!
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この本が出た当時、「泣ける」と話題になりすぎて、かえって避けてしまったのでした。そろそろ、読んでみようかな、と手に取りました。

解夏 (幻冬舎文庫)解夏 (幻冬舎文庫)
(2003/12)
さだ まさし

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東京で教師をしていた隆之は、視力を徐々に失っていく病におかされ、職を辞し、母が住む故郷の長崎に帰った。そこへ東京に残した恋人の陽子がやってくる。この先の人生を思い悩む隆之。彼を笑顔で支えようとする陽子。ある日、二人はお寺で出会った老人から「解夏」の話を聞く―。表題作他、人間の強さと優しさが胸をうつ、感動の小説集。 (「BOOK」データベースより)

正直に言うと、表題作は「まあこんなものかな」としか思えなかった。
設定に忠実に、丁寧に書き進んでいったら、こうなるだろうな、と。林老人や母親など、脇の人物まで邸内に書いてあるのが好印象ではあったけど、それだけ。

だけど、その次の作品、「秋桜」は驚いた。
農家に嫁いだ外国人女性が主人公で、大きな問題はないけれど、風習の違いや姑とのいさかいに心のどこかで「寂しい」と感じてる様子が実によくかかれていて。
今はもういない舅を思い出す場面も、朴訥で口下手で芯のあるおじいさんが素敵で。
情景の一つ一つが目に浮かぶような、繊細なつくりの話でした。

特にラストの、コスモスの場面。
あそこのあの台詞はずるいよ! 心にしみたよ。

「精霊流し」も読みましたが、当時こっちの作品もぴんと来なかった。おかげでさだまさしを甘く見てました。王道で、直球勝負で、暖かい。
いい小説家だと思います。

(83点。ぜひぜひ、偏見を持たずに、そのまま読んでみてほしい)



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テーマ:感想 - ジャンル:本・雑誌

コメント
この記事へのコメント
「解夏」ってそんな感じなの?
映画のDVD借りようか迷ってたんだけど・・・。

ちょっと微妙な感じなのかなぁ?
原作でそんな感じだと映画だったりすると更にそういう感じが
強くなっちゃうかも知れないよね?

それよりも千ちゃんの記事読んで「秋桜」の方が
興味惹かれたよwww

2008/11/12(水) 14:46:47 | URL | 岸谷まさたろ [ 編集]
>まさたろさま
映像はね、多分ちょっと違うと思うんですよ。
すごいいい題材なんで、監督さんがツボをしっかり抑えてくれたら名作になってると思います。
小説もね、悪い出来ではないんですよ。

ちなみに私は
「一リットルの涙」も「神様もう少しだけ」も泣かなかったけど
「哀しい気分でジョーク」は何回見ても泣いちゃいます。
そういう嗜好なんですよー。
2008/11/14(金) 10:53:05 | URL | 千砂 [ 編集]
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