乱読にもほどがあるッ!
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どれだけ考えても前作を読んだか思い出せなかった。「反自殺クラブ」くらいまではあらすじ覚えてるんだけど。
(調べてみたら読んでました)
非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク8非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク8
(2008/07)
石田 衣良

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ワーキングプアーの青年と知り合ったマコト。非正規職員の待遇改選を求めて戦っている組合に協力することになり、日雇い派遣として働くことになるが・・・(表題作より)


断然、前作より面白かった。
なぜか。
多分、すごく単純に、マコトがトラブルシューターの「仕事」として引き受けるんじゃなくて、「こいつの為に何かしてやりたい」って依頼人に共感して動く形の話が多かったから、だと思う。(私が共感したから、かも知れない)
シングルマザーやワーキングプアーなど、今回は重いテーマの話が中心。

帯にもある「俺たちは透明人間じゃない」という言葉が、重い。

(80点)
 
 
 
ここから追記 ※ネタばれあり!※

シングルマザーの話では期間限定の「公的支援」を受けることで生活の基礎を立て直す。
なのに、救いの手があることを知らない母親たちが多い。落ちきる前に、何か助ける方法があるはずだ、とマコトは語る。

しかし、ワーキングプアーの青年の話では、
「僕たちはホームレスじゃない、自分で働いて生活できる」という青年を、「強い」という。

この辺が、アンバランスだなあ、と思うのです。
作品として、ではなく、国が。

後者の青年は、「僕のためじゃなく、僕と同じ目にあっているたくさんの人たちの為に何ができるかを考えてほしい」と言う。まったくそのとおり。
誰か本当に社会的弱者を助ける為に考えている人がこの国の上の方にいるんだろうか。

時事ネタを多く扱っている「IWGP」シリーズ。
考えさせられる作品が時々混じってます。



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