乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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左のカテゴリを見ていただければ一目瞭然、「柴田よしき」氏がダントツに多いです。理由は単純、ブログをはじめてから読み始めた作家さんで、なおかつ既刊本が多い方だからです。(角田光代氏なんかもこの口)その上「割と好き」だけど執着はないので、シリーズ1冊目がなくても2冊目から読んじゃうし。この作品もそう。

観覧車 (祥伝社文庫)観覧車 (祥伝社文庫)
(2005/06)
柴田 よしき

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失踪した夫を待ち続ける下沢唯。夫の居場所を残しておきたい、という思いから探偵事務所を引き継いだのだが、浮気調査など気が滅入る仕事ばかり。あるとき、行方不明になった男の捜索依頼が舞い込んだ。手掛かりは白石和美という愛人。が、和美は日がな寂れた観覧車に乗って時を過ごすだけだった。彼女の心を占める虚無とは? 静かな感動を呼ぶ恋愛ミステリー。(「BOOK」データベースより)

回転木馬の前段の本。
実際、日本の探偵には事件の捜査権があるわけじゃないので、依頼のほとんどは人探しや素行調査、そして浮気調査だということを聞いたことがある。この話もそのとおり、恋愛や不倫にかかわる調査を、唯が1つずつこなしていく形の短編集。
一年に一作という割合なので、「失踪した夫」への感情が次第に変化していくのも読みどころの1つ。

特によかったのが表題作の『観覧車』。事件らしい事件もない、謎としては「何故彼女は毎日観覧車に乗り続けるのか」というシンプルなものなのだけど、理由が解ったときはぞくりとした。こんな初期から柴田よしきはやっぱり柴田よしきなんだなあ、と思いました。女の情念って怖い。

(73点)



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