乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ
妊婦小説なのだけど、角田氏には出産経験がないというから驚き。

予定日はジミー・ペイジ予定日はジミー・ペイジ
(2007/09/01)
角田 光代

商品詳細を見る

出産にはいくつものストーリーがあり、悩みと笑い、迷いと決定が詰まっているのだろう。
だめ妊婦、ばんざい! 天才ロックギタリストの誕生日に母親になる予定の「私」をめぐる、切ないマタニティ日記。 (「MARC」データベースより)

予定してなかった妊娠を告げられ、実感がわかないまま妊婦生活に突入した主人公の話。
この主人公(と、夫)がお馬鹿でいい。
妊娠してると告げられて、「おめでたいのかな?」と思ってしまう主人公。実感がわかないし、別に嬉しくもないし、(いやだというわけではないのだけど)とにかく戸惑いが先にたつ。
夫はそれに反して、「やった! 万歳!」とあっけらかんと喜ぶあたり、いい夫婦かも。
「妊娠したからといって急に母性本能があふれ出て完璧なお母さんになるわけじゃない」という部分に深く共感。

そしてこの夫婦、やることが不思議。
まず「出産に関する本」を集め、必要な栄養素を調べ、ノートに日記を書き始める。だって本にそう書いてあるんだもん、そうしなきゃ、と。
出産するまでビールは飲まない、と固く誓うあたりはいい母かな? と思ったその後に、激辛カレーを食べる場面があったりして、「刺激物はいいのかい!」と突っ込みたくなる。
だけど。
そのアンバランスさがいいのです。
初めての出産、いやおうなしに訪れる変化、周囲の反応、親になることへの不安。
出産経験のある人なら、「あー・・・わかる」と思う場面が1つならずあると思う。

しかし。
この本を一番読んで欲しいのはむしろこれから父親になる男の人、だと思う。
母親になるってのは、これだけ大変なことなんだぞーって。
出産の痛みは大変だって言われるけど、そうじゃない部分も大変なんだぞ、と理解して、奥さんをいたわってあげて欲しい。

(85点)



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ

テーマ:感想 - ジャンル:本・雑誌

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://sensa.blog121.fc2.com/tb.php/914-26a6bff4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
装画・挿画は角田光代+唐仁原教久。装幀は唐仁原教久。書き下ろし。 おめでたですよと医者に言われて、 めでたいですかねえと訊き返して...
2008/12/03(水) 02:48:19 | 粋な提案
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。