乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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「女による女のためのR18文学賞」、出身作家さんの短編をあちこちのアンソロジーで読むようになって、ちょっと気をつけてチェックしてます。

ヘヴンリーヘヴンリー
(2005/12)
日向 蓬

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無邪気な妻子もちに、プライドばかり高い独身男。“結婚適齢期”の彼女たちが付き合うのは、どうしようもなく愚かな男ばかり。だけど、なぜか愛おしい。いつかは終わる恋だとわかっていても。約束も未来もない“不純”な恋が生む、刹那の純粋。「結婚」の周りをふらふらと漂う、彼女たちの恋のリアル。(「BOOK」データベースより)

赤裸々な不倫話あり、家族の確執話あり。「ああ、こういう人いる」、と思わせてくれるような話ばかり。
小説なのだけど、「よくできたお話」とは一味違う、生々しさが見え隠れする。その割に、えぐさはない。

一番面白かったのは「無花果」。
末期癌の母の病床で、幼少時の頃を思い出す話。
主人公には自閉傾向のある(普通学級に通うのが難しい)弟がいて、母親の関心は弟中心になっていて、それをうらみに思ったこともあるのだけど・・・という独白は、そんな日々を過去のものとして穏やかなのだけど。
その穏やか中に見え隠れする母の「正しいと信じて行っている」身勝手な行動。
そうそう、母娘の確執ってこういうところから生まれるんだよねえ、と共感した。

さらっと読める短編集だけど、読み込むと深い。

(78点)



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