乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ
一昨日の結構早い時間にカウンターが20000を超えたみたいですね。いつもご訪問くださいまして、ありがとうございます。
そういう肝心な日に更新できないあたり、結構間抜けなワタクシ。

MAZE (双葉文庫)MAZE (双葉文庫)
(2003/11)
恩田 陸

商品詳細を見る

アジアの西の果て、白い荒野に立つ矩形の建物。いったん中に入ると、戻ってこない人間が数多くいると伝えられている。その「人間消失のルール」とは? 謎を解き明かすためにやってきた4人の男たちは、果たして真相を掴むことができるのか? (「BOOK」データベースより)

理論で割り切れない部分が、恩田陸の魅力です。
中に入ると「消えてしまう」、聖地のような禁忌のような土地がある。
何故消えるのか。消えた人物はどこに行くのか。何故こんな土地があるのか。
そういう疑問の追求はすべて後回しにして、「どういう人物が消えるのかのルールを探る」。
これ、私にとっては、心霊現象の追求と同じです。幽霊とは何か、ではなく、どんな人物に幽霊が見えるのか、というところを追求するような感じ。

消えてしまった人物たちのエピソードがいくつか紹介されて、本編の主人公たちが描かれます。
日本人のコーディネーターと、現地の案内人、軍人、そしてコーディネーターに連れられてきた、何も知らない民間人。この4人が謎を追求する影で、陰謀が起きているらしい、のですが。

ラスト三分の一ほどで、謎は解けます。一応。仮説ですが、「こういうことだろう」と書かれます。
しかしそれから先の部分で、その答が正しかったのかどうか、揺らぎながら物語は閉じていきます。
深読みをするといくつにも解釈ができそうなエピソード郡。何回読んでも、その時々の気持ちによって解釈が揺らぎそうです。
時間をかけて、伏線を拾いながら読み返すといいんじゃないでしょうかね。それでも多分、自信を持って「これが真相だ!」と言い切れないだろう、あいまいさも、この本の魅力のうちです。

(75点 分類するなら古代史ミステリーか、ホラーファンタジーか)



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ

テーマ:感想 - ジャンル:本・雑誌

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://sensa.blog121.fc2.com/tb.php/927-6d82612f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
恩田陸著 「MAZE」を読む。 このフレーズにシビれた。  更にデジタル化が進むと、みんな世界がデジタル化したことにも気付かないくらいになっちゃうんじゃないかしら。すると、今度はスピリチュアルな世界が詳れるような気がするのね [巷の評判] 気まま写真ノートでは,...
2010/03/16(火) 07:36:24 | ご本といえばblog
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。