乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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さて、愚痴っててもいいことないので、できるときにできることをやりましょう。とりあえず、今日の記事。

人生ベストテン (講談社文庫)人生ベストテン (講談社文庫)
(2008/03/14)
角田 光代

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四十歳を目前にして、人生のイベントベストテンを自虐的に並べてみれば、我が身には二十五年間、なにも起きてはいないのだ。年相応の達成感も充実感もない日々に愕然としながら、私は岸田有作に会に行く。十三歳の夏に恋をした相手に―どこにでもある出会いが生み出す、おかしくいとしいドラマ(表題作) 他全六篇。(「BOOK」データベースより)


なんとなく不幸な主人公たちが、ほんのちょっとだけ特別な事件にあう短編集。
人生の愚痴を突然見ず知らずの人に語られたり、ストーカーと間違われたり、同窓会に出かけたり。

もう少しだけ、前向きに物事に当たっていたら、今頃の人生は変わっていたかもしれない。すこーしだけどこか手を抜いて生きてきたから、ほんの少しだけ、満たされない。でも人間なんてそんなもんで、何もかも全力投球なんてわけに行かない。

ちょっとね、人生に疲れているときにこの本読んじゃだめだ、と思った。
だって・・・本当に、ありそうなんだもん。私も、こうだったかもしれない、と思わされるんだもん。
こういう、ちょっと疲れてる感じの人物書かせたら、角田光代は超一流。うまいうまい。でもちょっと疲れる。
それぞれの短編のラストには少しだけ明るい兆しが書き込んであって、読後感は悪くないのだけど。

何だろう、たまたま私にとってそういうタイミングだったんだと思う。


一番すきなのは「貸し出しデート」!
離婚が決まった女性が、夫からもらった手切れ金を使ってしまうのに選んだのがデートの相手を借りること。なのにやってきたのはいかにも不摂生でだらけてて昔はもてたのかもしれないけど今は見る影もない男で、しかも態度は最悪で、こんなはずじゃなかったのに、と嘆きながら開き直る主人公。
ラスト前の、「だってきかれちゃったじゃないのよう」っていう叫びが、切実でいとおしい。

(75点。やや地味)



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