乱読にもほどがあるッ!
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何故今頃これを読んでいるか。これも実は再読です。しかし、この作品の内容が、すこーんと頭から抜けていることに気づいたのです。

<トリイ・へイデン文庫>シーラという子--虐待されたある少女の物語 (ハヤカワ文庫 HB)<トリイ・へイデン文庫>シーラという子--虐待されたある少女の物語 (ハヤカワ文庫 HB)
(2004/06/10)
トリイ・ヘイデン

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お世辞にも清潔とはいえぬ姿に敵意むきだしの目。シーラは6歳にして傷害事件を起こし、トリイの特殊教室に送られてきた。決してしゃべろうとせず泣きもしない。ときに怒り狂い金切り声をあげ大暴れする。だが実は、ずばぬけた知能の持ち主で、心身に深い傷を負っていた…。暴力、貧困、虐待に蝕まれた少女が堅く閉ざした心をおそるおそる開き、一人の献身的な教師と深い信頼の絆で結ばれてゆく姿を描いた感動のノンフィクション。 (「BOOK」データベースより)

20年位前にブームがきたんですよね。そのころ読んでいたら、もっと違った感想を持ったのかもしれない。
しかし、今となってはだめです、私にはこの本の読みどころが解らない。

想像力がないのかもしれない、でも私にはこの作品は汚いところをほのめかすだけで、きれいな上澄みをすくって書かれたようにしか思えないのです。
なぜか。
作者のトリイ・へイデンが、あまりに献身的だから、だと思います。
何故、あれだけ無償の愛情を注ぐことができるのか。
その、何故という部分の返事が感じられないのです。

シーラは、幸いにして高い知能があったし、立ち直ることができました。
しかし、作中に詳しく書かれていない、幾人かの、障害を持ったままの少年たちの行く先が気にかかるのです。
むしろ、私が読みたいのはそっちだと。
トリイがシーラにかかわっている間、二の次にされてしまっていた子はいないのか? トリイのサポートについていた人たちは、トリイのことをどう思っていたのか?
群像としての教室内の動きを、私は知りたいのです。

評価として、正当ではないでしょう。
でも、私は、この本が面白いとはどうしても思えないのです。



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テーマ:感想 - ジャンル:本・雑誌

コメント
この記事へのコメント
こんにちはー。
わたしも最近ヘイデンの本を読み直しています。
ブックオフで100円だった「よその子」。
「シーラという子」も読んだと思うのですが思い出せない…。
多分へイデンもなにか抱えている人かもしれないですね。
わたしも「よその子」を読んで物足りなさを感じました。
プライバシーを考慮してそうなったのかもしれないし、ちょっと共感しにくかったです。でもベストセラー効果ってすごいというかたくさんの人が感動したのですよね。そのことにもいろいろ思うところがありました。

千砂さんのブログゆっくり読ませていただきます。
どうぞよろしくお願いします。
2009/11/11(水) 15:51:44 | URL | penpen [ 編集]
具体的に書名はあげませんが、
「売れてないけどもっといい本があれとかあれとか」
と 考えてしまうんですよね。

売れた本がいい本だとは限らない、としみじみ考えた一冊でした。

どうぞこちらでもよろしくお願いしますm(_ _)m
2009/11/13(金) 20:08:56 | URL | 千砂(せんさ) [ 編集]
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