乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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私、新刊弱いです。「発売予定」を全然チェックしてないので、新刊が出てから本屋で驚くこともあるし、いろんな方の読書ブログで感想を読んで、「これ、いつの間に出てた?」ってことも結構あります。
この本もそれで、あわてて予約入れたんだけど、読めたのはこの時期になりました。

ちょいな人々ちょいな人々
(2008/10)
荻原 浩

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犬や猫にスーツ型の装置を着用させることによって、発汗や筋肉の動き、心拍数などを元に「彼らの言いたいことを完全に翻訳できる」装置が発明された。早速モニターが募集されたが、そこで聞こえてきたペットの彼らの本音といえば・・・。 (『犬猫語完全翻訳機』 あらすじ)


いやいや、笑えました。
若い子のほめ言葉に浮き足立っておしゃれ自慢する中年男性とか、手に職をつけようと思ったのがどこで間違ったのか詐欺まがいの占い師をやっている男の話とか、市役所で「いじめ相談室」のカウンセラーをやっているのはいいけれど、気づくと相談室内でいじめの標的になってしまった主婦とか。
ほんの少し、「いきすぎ」なところがある主人公たちが、四苦八苦する話、かな。何故そうなる、と突っ込みを入れつつ読んで、すこしほろっと来る話が混じっているのが面憎い。

みんなさ、大変だけどそれなりにがんばってるよね、という気にさせてくれる本です。
この、ちょっと皮肉なユーモア感が荻原氏の持ち味だよなあ、と思う。

好きな作家さんの一人です。泣ける長編も好きだけど、こういうピリッとしてる短編も好き。

特に、最後の「くたばれ、タイガース」が好きです。阪神ファンの恋人と、巨人ファンの父親。結婚を申し込みに来たはずが、一緒にナイター中継を見ることになってしまい、感情的に相容れないことになってしまって・・・。
本人、阪神ファンなだけあって、「あーありそう」な設定をよく生かした短編じゃないかと思います。

(85点)



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イラストは益田ミリ。装幀は野中深雪。初出「オール讀物」。短編集。 いずれも不器用な人たちが織り成す、勘違いや争いなどを軽妙に描きます...
2009/02/15(日) 02:20:18 | 粋な提案
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