乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ
お~と~こ~なんてしゃ~ぼんだま~♪ と 歌いながら借りてきました。(ふ・・・古い・・・)

しゃぼん玉 (新潮文庫)しゃぼん玉 (新潮文庫)
(2008/01/29)
乃南 アサ

商品詳細を見る


伊豆見翔人は、金ほしさに強盗を繰り返すような無目的な人生を送っていた。ある日、引ったくりをしようと持ち出したナイフで、女性を刺してしまい、逃亡生活に入る。流れ着いた山村で、怪我をした老女を助け、そのままその家に居候することになるが・・・。

基本のストーリーはありきたりといっていいと思う。
無軌道に生きている若者が、田舎で純朴な老人たちに触れ、生きなおすきっかけを得る話。
平凡な作家が書いたら、平凡につまらない話。

ところが。
この主人公、イズミがあまりに馬鹿で、いいかげんで、空っぽで、宮崎が四国だと思うくらい常識がなく、本当にどうしようもないんだけど、素通りできない吸引力があるのです。これは、作者の筆力ですね。
親の代の嫁姑問題に端を発して、そこから誰にも愛されず、大事にされず、何かを大事にする方法も知らず、空っぽのままで流されてきた主人公のイズミ。
なんかこう、読んでいるうちに愛着のようなものがわいてきたりして。

そして脇を固める老人たちがいい味出しているんですよ。そうだった、私はこういう老人の出てくる話に弱いんだった・・・。

人は誰でもどこからでもやり直せる、という祈りを描いた物語。
こういうの、好きなんだよねえ・・・。

(80点!)



ランキング参加してます。 にほんブログ村 本ブログへ 人気blogランキングへ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://sensa.blog121.fc2.com/tb.php/986-1e4d7db9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。