乱読にもほどがあるッ!
趣味? 読書です。毎日欠かさず本を読む、グータラ主婦の読書記録。
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全605ページ、2段組。しかも表紙からしておどろおどろしい。こういう本は、気力があるときしか読めません。

収穫祭収穫祭
(2007/07)
西澤 保彦

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1982年、8月17日。全5戸の小さな集落で、連続殺人事件が発生した。生き残ったのは中学生3人と教師一人。犯人は水死体で発見された隣町の英語教師だとされるが・・・。


冒頭は抜群の面白さです。
台風によって孤立した小さな村落、雨風の中身を寄せ合って助けを求める中学生、彼らをあざ笑うかのように次々現れる死体。
もうね、ミステリというか、ホラーっぽい面白みがあって。
二人っきりになったのをいいことに女の子にちょっかい出そうとする男子中学生なんて、「どこのB級ホラーだ!」ってつっこみながら読んだんです。
描写も迫力あるし。
第一章はその、連続殺人事件の犯人らしき人物が出てきたところで終わって、章が変わります。

第二章はそれから9年後。
第一章のラストででてきた犯人らしい人物とは違う人物を犯人としてあの事件は処理された、ということになっていて。
事件を目撃していた中学生は当時の記憶があいまいになっていて。
これはもう、きっと、失われた記憶を紐解いて、当時の事件を洗いなおして、真犯人を発見して・・・という話だと思ったんですよ。

しかし。
そんな一筋縄ではいかないお話でした。
大筋では想像は当たっているんですが、ここから先、まだ殺人事件が起こるんです。
今度の犯人は前の犯人とは同じ人物か? 違うのか? 動機はいったい?
と、謎が連鎖していく込み入ったつくりになっている、のです、が。
このあたりから、性的描写が多くなっていて、それはそれでこの話の重要な要素ではあるんですが、ちょっと濃厚すぎて私の読みたかった「犯人あて」とは少しずれていってしまいました。

事件も濃いし、描写も濃い。いろんなところが生臭い話でした。
ぽんぽんと年代を飛ぶようにして進んでいって、最後にそもそもの発端の一場面がさらりと語られる、こういう形式は好きなんですが・・・。

(72点。この話を面白く読むには適性が必要)



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