乱読にもほどがあるッ!
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帯のあおり文句「厚生労働省をぶっとばせ!」を見ていやーな感じはしてたんですよね。

イノセント・ゲリラの祝祭イノセント・ゲリラの祝祭
(2008/11/07)
海堂 尊

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田口医師は、白鳥にはめられて「医療事故調査委員会創設検討会」なるもののメンバーにされてしまった。医者・官僚・医療被害者がそれぞれの立場で討論らしきものを繰り広げるも、実りのない会議。そんな田口にへエーアイ推進者の医師が接触してきて・・・。

検死のシステムが整っていない日本。不自然死の原因を探るシステムとして、画像診断は非常に望ましい、それを導入しようとしない官僚(厚生労働省)は間違っている、というのがこの作品の基本スタンス。海堂氏の主張でもありますね。

この主張自体はいいと思うんですよ。小説という形で描くからこそ、多くの人たちが手に取ってくれる、というのも正しいと思います。

この本は、その主張が前面に出てきた話になります。作中の大半は会議室。

今まで読んだ海堂氏の本は、医療システムの問題点非難を打ち出しながらも、医療サスペンスだったんです。
ところが今回は、その要素ががっぽり抜け落ちています。

面白かったかどうかというと、面白かったです。(厚生労働省側の)現行の論理を、新しいロジックで突き動そうとする熱量。医者としての論理と自尊心。日本はもっとよくなる、という訴え。矛盾点を的確について、会議の流れをコントロールしようとするクレバーさ。うん、面白かったです。

ただし、多分、これ一冊読んでも、面白くなかったんじゃないかな、とは思う。
シリーズの流れの中で重要な一冊、という気がします。

次作に期待。

(72点)



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装画は赤津ミワコ。装幀は松崎理。チーム・バチスタシリーズ。 高梨病院長からの依頼、白鳥からの要請で田口は厚生労働省の会議に出席。 今...
2009/03/20(金) 04:01:14 | 粋な提案
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